2016年10月20日
「伊勢の神棚の日」(10月19日)の記念日登録証授与式が三重県伊勢市の伊勢神宮外宮近くの株式会社宮忠で行われました。

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三重県伊勢市で神棚、神具などを製造販売する株式会社宮忠が制定した「伊勢の神棚の日」。その記念日登録証授与式が伊勢市の外宮せんぐう館前宮忠本店で行われました。授与式では日本記念日協会の加瀬清志代表理事から株式会社宮忠の川西治正社長に記念日登録証が授与されました(写真上・左から加瀬代表理事・川西社長)。

加瀬代表理事は「伝統工芸品としての伊勢の神棚が何十年、何百年もの将来にわたってその優れた技術を継承していくことに記念日を役立ててください」と語りました。

その後、三重県、伊勢市、伊勢商工会議所などの来賓の方々から祝辞があり、皇學館大学の雅楽部のみなさんにより記念のお祝の奏楽が披露され、最後に、川西社長から「伊勢の神棚作りの技術を生かしたさまざまなものづくりを続けて、世界に届けいたい」とのあいさつがありました。

伊勢の伝統工芸品の認知度を高め、伊勢の活性化を図ることが目的の「伊勢の神棚の日」。日付は伊勢神宮の建築様式である「唯一神明造」を模した「伊勢の神殿」が三重県指定伝統工芸品に認定された1994年(平成6年)10月19日からということで、会場には三重県指定伝統工芸品の認定証(写真下・左)と記念日登録証(写真下・右)が並んで飾られました。