2015年7月5日
6月30日は1日で4件、6月26日からの5日間では合計9件もの記念日を登録しました。記念日登録が急増している理由とは・・・。

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2015年6月30日に日本記念日協会に認定登録された記念日は、7月4日の「ナナシーの日」、9月9日の「ポップコーンの日」、10月4日の「とんがらし麺の日」、そして毎月10日の「パンケーキの日」の4件でした。これは一日の登録件数としては過去最多の件数となります。(写真は「ポップコーンの日」と「とんがらし麺の日」「パンケーキの日」の商品関連の画像です)。

6月26日にも、7月13日の「イーサン・ハントの日」、8月15日の「すいとんで平和を学ぶ日」、10月5日の「教師の日」の3件が登録されており、6月29日には7月19日の「カープ黄金時代の幕開けの日」と、11月23日の「お赤飯の日」の2件が登録されているので、6月26日から30日までのわずか5日間で9件もの記念日が登録されたことになります。

ではなぜこんなに記念日登録が急増しているのでしょうか。記念日登録申請をされた企業や団体の方々にうかがうと、今年になってからさまざまな場面で日本記念日協会のことや記念日登録の話題を見聞きして、その効果を実感してたからとのこと。
確かに今年は「ターミネーターの日」(5月25日)、「悟空の日」(5月9日)、「クイーンの日」(4月17日)、「乃木坂46の日」(2月22日)など、映画や音楽などエンターテインメント系の記念日の登録がいくつもあり、「記念日登録証授与式」を行う機会も増えたことから日本記念日協会はメディアに登場する機会が増えました。さらに「バレンタインデー」や「ハロウィン」などの有名な記念日の市場規模に対する取材申し込みが全国のテレビ局、新聞社から何回もあり、それにともないSNSなどで記念日の情報を拡散してくださるブロガーの方々が多くなっています。

また、「同業他社の記念日登録の実績を知り、我が社も記念日を制定して新しいマーケティングの手法を取り入れたかった」との声もありました。そして、それには4月の新年度が始まってから約3カ月から6カ月に入るのこの時期は新規予算が組みやすい絶好のタイミングなのだとか。

中には「記念日登録は他の広告媒体と比べて、その費用対効果がかなり高くコストパフォーマンスがいいですから」「記念日を作ったらその日に何をやろうかと社内会議でアイデアを出し合うのが楽しいかなと思って」などの意見も。

さらには日本記念日協会は今年設立25年目を迎え、協会の活動内容がわかるA4版16ページの冊子を作成したのですが、それを読んだ広告代理店やNPO法人の方々から登録申請を依頼される度合いが高まったことが大きな要因になっているようです。

最近の記念日登録の急増は、日本記念日協会の「知名度の向上」「実績に対する高評価」「活動内容を記した冊子の発行」など、はなはだ手前みそな理由になってしまいました(汗)。これからもひとつひとつの記念日を文化的な視点を踏まえてさまざまな形で支援していきたいと思います。