公益社団法人日本網膜色素変性症協会が制定。眼の中で光を感じる組織である網膜に異常がみられる遺伝性の難病「網膜色素変性症」のことを多くの人に知ってもらい、治療やケアに役立てるのが目的。網膜の病気は暗くなると見えなくなる夜盲、針の穴ほどしか視野のない視野欠損など、眼鏡などでは矯正できない「ロービジョン」と言われる視覚障害が多いが、ips細胞由来の網膜組織を用いた機能回復の研究もおこなわれている。日付はこの病気は昼と夜の長さがほぼ同じになる9月23日を境に、夜が長くなるにつれて出歩くのが困難になることから。 |