大分県佐伯市の一般社団法人佐伯市観光協会に事務局を置く「佐伯ごまだし暖簾会」が制定。「佐伯ごまだし」は佐伯市の郷土料理「佐伯ごまだしうどん」などに使用される万能調味料で、エソ、アジ、カマスなどの魚肉とごまを一緒にすり鉢を使って混ぜ合わせ、醤油などで味を調えて作られる。記念日を通して魚のだしとごまの風味が食欲をそそる美味しい「佐伯ごまだし」をより多くの人に知ってもらうのが目的。日付は、11を「いい」と読み、10は主原料の「魚(とと)」を表すとともに、すり棒(1)とすり鉢(0)に見立ててもいることから11月10日に。立冬を過ぎ、秋も深まるこの時期は温かい「佐伯ごまだしうどん」がさらに美味しいのも由来のひとつ。 |