2014年11月5日
11月11日は1年でいちばん記念日が多い日。

 

 

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日本記念日協会への問い合わせでいちばん多いのが「1年でいちばん記念日協会の認定した記念日が多いのは何月何日ですか?」というもの。雑誌社やテレビ局、新聞社などのメディアだけでなく、企業や団体の広報誌、社内報などの担当者、高校の歴史の先生、クイズマニアの主婦など、さまざまな人からメールが来ます。

で、正解は2014年11月5日現在、11月11日。その数は30件(毎月11日の記念日も含む)。2番目に多いのは10月10日の29件(毎月10日の記念日も含む)。3番目に多いのは8月8日の24件。それぞれの記念日名などについては「今日の記念日」から日付検索していただくとして、ではなぜ11月11日に30件も記念日登録されているのでしょうか。

数字の1は真っ直ぐで、その形を活かしたものがたくさんあるからです。「きのこ」「きりたんぽ」「ポッキー」「プリッツ」「「鉛筆」「立ち飲み」「ロールちゃん」「「チンアナゴ」「たくあん」など、どれもその姿が1をイメージできるもの。中には豚の鼻の形が11に見えるということで「豚饅の日」まであります。そんな1が4つも並ぶ縁起の良い(?)日は1年で11月11日だけです。他にも1がイメージできるものは世の中にたくさんありますからこれからも増えるに違いありません。例えば「煙突」「ソーセージ」「槍」「物干し竿」「体温計」「ボールペン」・・・・。

また、「鮭の日」「磁気の日」「サムライの日」のように、漢数字の十一を「圭」「+-」「士」に見立てたもの。11月を「いい」と読んで制定された「介護の日」「アイドルドッグの日」「めんの日」などもあります。

ぞろ目なので覚えてもらいやすい数字(10月10日も8月8日もそうですね)とその形。さらに漢字の形。そしてこれだけ同じ日に記念日が集中していても、どの記念日にも存在感があります。というか、この日にしたいという強い気持ちが込められています。