2019年9月29日
「育休を考える日」(9月19日)の記念日登録証授与式が東京の大手町サンケイプラザで行われ、記念日を制定した積水ハウス株式会社の仲井嘉浩社長に記念日登録証が授与されました。

「男性社員1ヶ月以上の育児休業完全取得宣言」をするなど、男性の育児休暇について積極的に取り組んでいる総合住宅メーカーの積水ハウス株式会社が制定した「育休を考える日」。その記念日登録証授与式が東京・大手町の大手町サンケイプラザで行われました。

 当日は積水ハウス株式会社が日本全国の育休実態を調査した「イクメン白書」の発表と、同社の育休をサポートするための「家族ミーティングシート」の公開などに続き、一般社団法人日本記念日協会の加瀬清志代表理事(写真・左)から、積水ハウス株式会社仲井嘉浩代表取締役社長(写真・右)に「育休を考える日」の記念日登録証が授与され、会場に集まった多くのメディアなどの方々から拍手とともにカメラのシャッターが切られました。

 その後、NPO法人ファザーリング・ジャパンの安藤哲也代表理事をモデレーターに、これからの企業や社会の育児休暇の在り方、進め方を語り合うパネルディスカッションも行われ、まさに「育休を考える日」にふさわしい時間になりました。
 ちなみに同社が独自に設定した男性の「イクメン力」を決める4つの指標「配偶者の評価」「育休取得経験」「「家事・育児時間」「家事・育児参加による幸福感」を数値化した都道府県別のランキングでは1位が島根県、2位が沖縄県、3位が鳥取県と「イクメン白書」には掲載されています。

総合住宅メーカーが「家」を建てる、売るだけでなく、そこに暮らす「家族」のことを考え、どうしたら「家族」が「家」の中と外で幸せに暮らせるかを提案する今回の試みは社会的にもとても有意義なものだと思います。来年もやって来る「育休を考える日」には家と家族とともに、育休の日々も大切な記念日という視点から考えてみるのも意味があるかもしれませんね。