2019年11月7日
「新宿日本語学校・にほんごの日」(11月5日)の記念日登録証授与式が東京・高田馬場の新宿日本語学校で行われ、江副隆秀校長に記念日登録証が授与されました。

11を1が二本(にほん=日本)と見立て、それに5(ご=語)を加えて11月5日を「にほんご」とした学校法人江副学園・新宿日本語学校が制定した「新宿日本語学校・にほんごの日」。その記念日登録証授与式が、東京・高田馬場の新宿日本語学校1号館で行われました。

 日本記念日協会の加瀬清志代表理事(写真・左)から新宿日本語学校の江副隆秀校長(写真・右)に記念日登録証が授与されると会場から大きな拍手が起こりました。
 そして、加瀬清志代表理事が「日本語についての記念日を日本語を教える立場の学校の方が制定したということがとても素敵です。記念日は言葉と深い関りがあり、記念日を通じて言葉を学ぶこともあれば、言葉を使って記念日を理解することもあります。言葉についての記念日は5月18日の『ことばの日』や、5月1日の『語彙の日』などがありますが、これらは言葉の語呂合わせから生まれました。『新宿日本語学校・にほんごの日』は、数字の形と言葉を巧みに組み合わせるという日本の文化の豊かさを表していると思います」と挨拶。

 
 続いて江副隆英校長が「日本語の日は1989年にアイデアを発表しており、30年の時を経てようやく記念日として認定されました。今後はどこの日本語学校でも11月5日に『にほんごの日』のイベントを行い、日本語教育への関心とその充実が図れればと思っています」と挨拶されました。
 これからも「にほんごの日」が外国からさまざまな夢を抱いて日本語を学びに来る人たちにとって、大切で楽しい記念日になってくれればと思います。