2020年6月7日
「北川製菓ドーナツの日」(6月6日)の記念日登録証授与式が、長野県宮田村の北川製菓の駒ケ岳工場で行われました。

 

長野県駒ケ根市に本社を置き、60年以上にわたりさまざまなドーナツを作り続けてきた株式会社北川製菓。あんドーナツの個包装など、業界初の取り組みをいくつも手がけてきた同社が、多くの人に愛されてきたことへの感謝の気持ちと、これからもおいしいドーナツを作り続けられるようにとの願いを込めて制定した「北川製菓ドーナツの日」(6月6日)の記念日登録証の授与式が、宮田村の駒ケ岳工場で行われました。

 北川製菓の北川浩一社長(写真・左)は「アメリカでは6月の第1金曜日を『ドーナツの日』として、ドーナツを振る舞う習慣があります。ドーナツを長年製造販売してきた会社として、多くのお客様、地元の方々、さまざまな関係者の方々に感謝の気持ちを込めて独自に制定させていただきました。記念日をひとつのシンボルとして、この日にさらにドーナツの魅力を伝えていきたいと思います」とご挨拶。

「記念日登録証」が日本記念日協会の加瀬清志代表理事(写真・右)から北川社長に授与されたあと加瀬代表理事は「ドーナツの名が付いた記念日が記念日協会に登録されたのは初めてです。これだけ多くの人々に愛されている食べ物に記念日が出来たことはとても素敵なこと。6月6日に日本じゅうのみなさんがドーナツを食べるようになってくれたら嬉しいです」と話しました。

 工場に隣接する同社のアンテナショップ「ル・ノール・リヴィエール」には人気のアイスドーナツをはじめとして各種の美味しそうなドーナツ、洋菓子、ケーキが販売されており、その入り口には「6月6日は北川製菓ドーナツの日」と書かれたポスターが貼られていました。するとそれを見ていた女性のお客さんが「ドーナツの日にドーナツが買えるなんて何かいいことありそう」と笑顔で話して店内に入っていったのです。記念日は何かの行動のきっかけにもなりますが、それを楽しいと思える時間も提供しているのだと実感した瞬間でした。