2020年10月2日
「お菓子のみやきん駒饅頭誕生日」(9月27日)の記念日登録証授与式が、青森県七戸町の七戸町観光交流センターで行われました。

青森県七戸町に本社を置き、和菓子や洋菓子の製造販売を手がける「株式会社お菓子のみやきん」が制定した記念日「お菓子のみやきん駒饅頭誕生日」。その「記念日登録証」の授与式が新幹線の七戸十和田駅に隣接する七戸町観光交流センターで行われました。

青森名物、七戸名物として知られる同社の代表的な和菓子「献上銘菓・駒饅頭」は1908(明治41)年9月27日に当時は皇太子であったのちの大正天皇が七戸町の種馬牧場を訪問された際に、小豆餡を入れた酒饅頭を御下命になり、侍従を通じて「駒饅頭」と命名されたもので、まさにその日、9月27日が誕生日ということで今回の記念日制定となりました。

当日は「駒饅頭」のCMが上映されたあと、記念日協会の加瀬代表理事(写真・左)からお菓子のみやきんの宮沢一史社長(写真・右)に記念日登録証が授与されると、会場に集まった青森県内外のメデイアをはじめとした方々から大きな拍手が起こり、続いて記念日登録をお祝いしてのくす玉が来賓の七戸町の小又勉町長、青森県商工会連合会の米内山正義会長も参加して割られました。

日本記念日協会の加瀬代表理事は「110年以上の歴史を誇るふるさとの名物を全国の名物にする第一歩に記念日を役立てていただければ」と挨拶。会場には記念日制定の由来となった大正天皇が当時移動で使用された高等官馬車が展示されており、小又町長は「七戸の宝である高等官馬車の横で七戸の名物の記念日の発表できて誇らしい」と祝辞を述べました。

地域の名物、名産品を記念日登録を活用してアピールするケースは今後も増えていくことでしょう。なぜなら記念日は毎年やってくるので継続的に、それも毎年新しい企画でPRをできるものだからです。