2020年11月2日
今年の11月11日は日本記念日協会認定の記念日が49件あります。これは8月8日とともに一年で2番目に記念日が多い日です。ではいちばん多い日は・・・。
2020年11月1日現在、日本記念日協会が認定している記念日は月別で11月がいちばん多く363件、2番目に多いのが10月の322件です。そして、日別でいちばん多いのは10月10日の55件。2番目に多いのが11月11日と8月8日の49件です。
尚、これらの件数は月ごと、日ごとに変動します。新しく認定されて記念日が増えることもあれば、すでに認定されている記念日が企業や団体の都合、あるいは登録要件を満たさなくなり抹消されることがあるからです。
ではなぜ11月は認定記念日が多いのでしょうか。いちばんの理由は記念日名を「いい〇〇の日」とするときに11月の11を「いい」と読んで制定する人が多いからです。
また、11は棒の形に見えることから細長い棒状の商品などの記念日にしやすいのでしょう。今年、誕生した11月11日を記念日とした3件の日付の由来は、「キットパスの日」が棒状のマーカー(キットパス)が4本並んでいる姿からで、「夢をえがくバルーンアートの日」もバルーンアートを作る細長い風船が4本並んでいる姿から。さらには「棒ラーメンの日」も細長い棒ラーメンが2本づつ2食入りの4本で1パックになっているからでした。
世の中にはまだまだ「いい○○」や、細長いもの、棒状のものはたくさんありますので、これからも11月や11月11日の記念日は増え続けることでしょうね。
※写真は日本記念日協会が監修し、大阪の創元社から出版した「すぐに役立つ・366日『記念日事典』」です。上巻と下巻の2巻セットで定価3000円+税(ケース入り)。上巻には1月1日から6月30日までの記念日を、下巻には7月1日から12月31日までの記念日を、毎月ある記念日と1年間に複数ある記念日はどちらの巻にも掲載しています。毎日の話題に、ビジネスのヒントに、日々の学びに、役立てていただければと思います。