2022年3月26日
「宮崎カーフェリーの日」(4月15日)の記念日登録証授与式と「宮崎県長距離フェリー航路開設51周年」(3月1日)の周年記念登録証授与式が神戸港で行われました。

宮崎県宮崎市の宮崎港と兵庫県神戸市の神戸港を結ぶ航路を毎日運航している宮崎カーフェリー株式会社が制定した「宮崎カーフェリーの日」(4月15日)。そして、「宮崎県長距離フェリー航路開設51周年」(3月1日)の周年記念登録の登録証授与式が神戸三宮フェリーターミナルで行われました。

「宮崎カーフェリーの日」は2022年4月15日に新船の「フェリーたかちほ」が就航することと、4と15で「よ(4)い(1)こ(5)うろ=良い航路」と読む語呂合わせからで、「宮崎県長距離フェリー航路開設51周年」は同社の前身の法人が宮崎県の長距離フェリー航路を1971年(昭和46年)3月1日に日向と川崎を結ぶ京浜航路で開設したことにちなんでいます。

授与式は日本記念日協会の加瀬清志代表理事(写真・左)は「カーフェリーの記念日登録は初めてのことです。港で登録証授与式を行うのも初めてのことです。新しいカーフェリーの船が就航する日が記念日になることで、新たな歴史が始まる期待とともに、宮崎県の長距離フェリー航路開設51周年という刻まれてきた歴史の深さを感じます」と挨拶。

加瀬代表理事から記念日登録証と周年記念登録証が宮崎カーフェリー株式会社の郡司行敏代表取締役社長(写真・右)に授与されたあと、郡司社長から記念日の由来や宮崎県の長距離フェリーの歴史についてのお話とともに、新船の「フェリーたかちほ」の紹介などがあり2つの証書の授与式は閉会となりました。

新船の「フェリーたかちほ」は全長約194メートル、総トン数約1万4200トンで、航海速力23ノットの大型フェリーで、旅客定員576名、トラック積載台数163台、乗用車積載台数81台。一人用の個室から二人用、四人用、バリアフリータイプ、広間タイプなど、さまざまなタイプの客室があり、一人旅や家族旅行、グループや団体などいろいろな旅の形で楽しめます。宮崎から神戸、神戸から宮崎の約12時間の新しい船での船旅はきっと人生の中でも記憶に残る時間になるに違いありません。