2022年7月17日
「平田村あじさい記念日」(7月14日)の記念日登録証授与式が、福島県平田村の公園施設・ジュピアランドひらた・世界のあじさい園で行われました。

「平田村あじさい記念日」(7月14日)の記念日登録証授与式が、福島県平田村の公園施設・ジュピアランドひらた・世界のあじさい園で、福島県の井出孝利副知事をはじめとして近隣の町の町長、平田村議会議員の方々などが参加して行われました。

はじめに日本記念日協会の加瀬清志代表理事(写真・右)から平田村の澤村和明村長(写真・左)に「記念日登録証」が読み上げられたのちに授与されると、参加者から大きな拍手が起こりました。そして、加瀬代表理事が「平田村あじさい記念日」の日付が審査した日に開花している「展示されたあじさいの最多品種数・327品種」としてギネス記録で世界一に認定された日と知り、それだけ地域の方々が手入れをされてきた情熱が感じられる日を記念日とされたことが審査員の心を打ちましたと挨拶。

次に澤村村長が世界のあじさい園が世界一と認められた日を「平田村あじさい記念日」に制定した経緯と、本来は記念日登録された昨年に授与式を行いたかったが、新型コロナ感染拡大防止のために一年延期したことを説明。世界のあじさい園は5万平方メートルの敷地に現在は825品種、約2万7000株のあじさいが植えられていること。その中に平田村オリジナルのあじさいが44種類もあること。さらには記念日を通して世界のあじさい園とともに平田村の魅力を全国に伝えていきたいと語りました。

続いて井出孝利福島県副知事が内堀雅雄福島県知事の祝辞を代読。震災と原発事故からの復旧復興に向けて力を注いでいる福島県の観光のシンボルになるようにとの励ましを込めた祝辞がありました。

式典の最後は参加者全員で「平田村あじさい記念日」認定登録記念の標柱を囲んで記念撮影。背後にはさまざまな種類のあじさいが咲き誇っていましたが、入り口から丘の斜面に色や形の違うさまざな品種のあじさいが植えられ、その間の坂道を歩いてでもカートでも巡れる世界のあじさい園は、記念日をきっかけにもっと多くの人が訪れ福島県を代表する観光名所になることでしょう。そんな思いを強くした素敵な記念日登録証授与式でした。