2023年8月3日
シヤチハタ株式会社が制定した「スタンプラリーの日」(8月8日)の記念日登録証授与式が愛知県名古屋市西区の同社の本社で行われました。

「シヤチハタ」と聞くと、誰もがあの朱肉いらずで押せる便利なハンコを思い浮かべます。そのシヤチハタ株式会社が制定した「スタンプラリーの日」(8月8日)の記念日登録証授与式が愛知県名古屋市西区の同社の本社で行われました。
今回は日本記念日協会の加瀬清志代表理事に代わり、日本記念日協会公認・記念日アンバサダーの吉原潤一がシヤチハタ株式会社を訪問。はじめに舟橋正剛シヤチハタ株式会社代表取締役社長を中心に、社員の方々との懇談を行いました。
吉原アンバサダーが「この授与式のお話を頂いた翌日に、東京の東武スカイツリーラインでスタンプラリーを見かけました。思わず近づいてスタンプ台を見ると、やはりシヤチハタのスタンプ台でした。スタンプラリーに御社は欠かせませんね」と話すと舟橋社長は「コロナ禍も明けてきて、観光地等でスタンプラリーが増えたらと思います」と笑顔で語りました。

シヤチハタ株式会社にとって、8月8日の「スタンプラリーの日」は数年前から使い始めていたもので「身内で勝手に記念日を謳うより、日本記念日協会に正式に認定してもらった方が良いだろう」と今回の記念日登録申請に至ったといいます。このように、すでに会社や団体で作っている記念日を協会に申請するケースも増えています。マスメディアでのPR効果や認知度の向上、さらには社内でのモチベーションアップ等が期待できるからです。
和やかな懇談の最後に、舟橋正剛社長(写真・右)に、日本記念日協会の吉原アンバサダー(写真・左)から記念日登録証が授与されました。

そして、吉原アンバサダーは同社の向井博文広報室室長に案内され本社1階のギャラリー展示を見学。1970年の大阪万博の際に使用されたスタンプラリーをはじめ、可愛らしいネコのしっぽ型がついたハンコ等のヒット商品やアイデア商品の数々を眺めて楽しみました。とくに印象的だったのが同社が力を入れている「重ね捺しスタンプラリー」の紹介。複数のスタンプを異なるインクで1枚の紙に捺すことでカラフルな1枚の絵が出来上がるアイデアは、浮世絵から着想を得たものだとか。

「スタンプラリーの日」の8月8日は、数字の「8」が「スタンプラリー」の巡るような形であることや、人と人がつながって栄える末広がりの「八」であることが由来です。ちなみに舟橋社長のラッキーナンバーも「8」で、とても大切にされているとのこと。同社のスタンプラリーへの愛を強く感じて、この日が地域や観光地での人々の思い出に彩りを添える記念日に大きく育っていくのを予感する記念日登録証授与式となりました。