2023年10月29日
リハビリデイサービス「コンパスウォーク」などを運営するリハプライム株式会社が制定した「敬護の日」(11月15日)の記念日登録証授与式が、埼玉県さいたま市の同社で行われました。
全国でリハビリデイサービス「コンパスウォーク」を中心に、自立支援型デイサービス、訪問介護などを手がけるリハプライム株式会社が制定した「敬護の日」(11月15日)。その記念日登録証授与式が埼玉県さいたま市の同社の本社で行われました。
授与式の前に同社の理念浸透部の伊藤順一氏から同社の創業の経緯や社内での取り組みをはじめ、テレビ東京の「カンブリア宮殿」で紹介されたこと、「日本でいちばん大切にしたい会社 大賞・厚生労働大臣賞」を受賞したことなどの説明がありました。
続いて小池修代表取締役(写真・左)と日本記念日協会の加瀬代表理事(写真・右)が対談を行い、小池代表取締役は「記念日名の『敬護』という言葉はお年寄りを介助して護る介護ではなく、人生の大先輩を敬い護るという想いを込めて創作した言葉で当社の理念になっています。この記念日を通して、この言葉を多くの人に知ってもらい、高齢者の方々が住み慣れた場所で、主体的に生きがいや誇りを持って生活を送れる社会、ハッピーリタイアメント社会を創っていきたいと思っています。」と語りました。
さらには「利用者の方々がリハビリをするのはその先にやりたいことがあり、それを達成するための手助けをさせていただきたいと思っています。でも、この想いは私だけでなく社員全体に浸透していないと意味がありません。そのためには人材育成が重要で、社内研修などはもちろん、私自身が毎日その想いなどを発信しています。」と言葉を続けます。
加瀬代表理事は「この『敬護』という言葉とその意味を登録申請書で初めて見たとき、これは世の中に広める必要がある言葉だと思いました。このような考え方を持った施設が、日本全国に増えていくことで高齢化社会もずいぶん明るくなるのではないでしょうか。」と話しましたが、それは同社の「敬って護る」という利用者目線、愛する家族を預ける立場目線に立ったときにこれほど安心感のある考え方はないとの思いからでした。
二人の対談は1時間にも及んだのですが、それにしても小池代表の言葉には「芯」があり「熱」があり「明日」があると感じました。「敬護」と「記念日」。どこか想いが通底しているような対談であり、記念日登録証授与式でした。