2024年1月31日
コラム「記念日登録の多い日・無い日・登録の多い企業」(2023/12/31時点)

●<一年の中で認定記念日の多い日>

1位:8月8日(70件)
2位:10月10日/11月11日(63件)
4位:10月1日(45件)
5位:8月10日(43件)
6位:9月6日(42件)
7位:11月1日(39件)
8位:9月9日(31件)
9位:10月8日/11月23日(30件)

※上位3日は月と日が同じ数字のゾロ目の日。わかりやすく、覚えやすく、数字の読み解き方にバリエーションがあり、語呂合わせになりやすく、記念日になりやすいからです。この数年は上位の3日の間で1位を争っていましたが、8月8日は2023年だけで11件もの記念日が認定されて一気に独走状態になりました。数字の8は末広がりのイメージや横にすると無限大の記号(∞)を思い起こさせることから日付の由来になりやすいのでしょう。尚、10月10日は6件、11月11日は5件と、それぞれかなり増えたのですが及びませんでした。
4位以下で注目なのは7位の11月1日です。2023年に6件の認定を得ています。

●<一年の中で認定記念日の無い日>

1月2日/12月15日

※記念日協会の認定記念日がひとつも無い日、今年は今のところこの二つの日ですが、他の記念日と被らないからという理由でひとつも無い日に記念日を制定したいという人もいますので、今後この二つの日に記念日申請してくる人がいるかもしれません。
さすがに1月2日は新年の二日目ですから歴史的な理由でもない限り記念日申請はないかと思いますが、12月15日は12月の第3指定曜日(今年なら日曜日)にはまる記念日があれば誕生する可能性があります。語呂合わせでも「いつ(12)も愛(1)を心(5)にの日」とか出来そうですから。

●<認定記念日の件数の多い企業>

1位:株式会社明治(15件)
2位:株式会社味のちぬや(12件)
3位:森永製菓株式会社(11件)
4位:カゴメ株式会社(10件)
5位:株式会社ワコール/ ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社/江崎グリコ株式会社/花王株式会社/ユニバーサルミュージック合同会社(8件)

※いちばん認定記念日を登録している企業は株式会社明治です。菓子だけでなく乳製品や栄養食品など幅広く手がけていることもあり登録件数は15件にもなります。同社はPR効果の高さ、コストパフォーマンスの良さ、キャンペーン展開のきっかけになる点など記念日登録の活用価値をよく知っています。2位から4位までも食品会社ですが、日常よく見かけるものほど記念日を登録することで特別感や存在感を高めることができるのでしょう。