2024年3月31日
一般社団法人松井須磨子協会が制定した「カチューシャの唄の日」の記念日登録証授与式が東京・銀座の銀座NAGANOで行われました。

大正時代に活躍した日本初の新劇女優・松井須磨子と日本近代演劇の父・島村抱月の功績をたたえる顕彰活動を行っている一般社団法人松井須磨子協会が2023年5月に記念日登録した「カチューシャの唄の日」。その記念日登録証授与式がこのほど東京・銀座の長野県のアンテナショップ・銀座NAGANOの2階のイベントスペースで行われました。
授与式は「カチューシャの唄の日記念祭」の冒頭で行われ、はじめに松井須磨子協会の代表理事で松井須磨子養家子孫の堀川健仁氏から記念日制定と認定登録のこと、松井須磨子の来歴などの紹介があり、続いて日本記念日協会の加瀬清志代表理事(写真・右)から堀川代表理事(写真・左)に記念日登録証が授与されると会場の参加者からは大きな拍手が起こりました。

そして長野市出身で元宝塚歌劇団星組男役の朱紫令真さんが「カチューシャの唄」を独唱。その心に響く歌声に会場の人々はすっかり引き込まれてしまいます。さらには松井須磨子協会の製作で、映像作家の瀬尾宙氏が監督を務め、朱紫さんがナレーションを担当したアニメーション「カチューシャの誕生」が上映され、最後に朱紫さんと瀬尾氏の「カチューシャの誕生」にまつわるトークライブが行われて記念祭はお開きに。

12月8日には「松井須磨子祭」が東京・神楽坂の赤城神社のホールで開催されることも発表され、松井須磨子の功績を研究する方々や朱紫さんのファンの方々からの盛大な拍手が会場を包みました。松井須磨子が長野県長野市松代町出身との縁から銀座NAGANOで行われた今回の「カチューシャの唄記念祭」。「カチューシャの唄」の作曲は長野県中野市出身の中山晋平であることなど、信州とのつながりの深さを感じた授与式となりました。