2024年6月5日
公益社団法人食品容器環境美化協会が制定した「アダプト・プログラム記念日」(9月29日)の記念日登録証授与式が東京・中央区のTKP東京駅カンファレンスセンターで行われました。

公益社団法人食品容器環境美化協会が制定した「アダプト・プログラム記念日」(9月29日)。その記念日登録証授与式が東京・中央区のTKP東京駅カンファレンスセンターで行われました。

食品容器環境美化協会は飲料メーカー6団体(一般社団法人全国清涼飲料連合会、一般社団法人全国トマト工業会、一般社団法人日本果汁協会、日本コーヒー飲料協会、コカ・コーラ協会、ビール酒造組合)で構成され、飲料容器の散乱対策を中心に「まち美化・環境美化」の推進を事業目的とする公益社団法人です。
同協会では事業の一環として、1998年から市民と行政が協働でまちをきれいにする活動「アダプト・プログラム」の普及・推進に取り組んでおり、2024年4月11日に「アダプト・プログラム記念日」を日本記念日協会に正式に登録しました。記念日の日付の9月29日は同協会が「第1回アダプト・プログラム制度研究会」を開催した1997年9月29日に由来します。

当日ははじめに同協会の新会長に就任された田中美代子氏のご挨拶と、新専務理事となられた遠藤順也氏のご挨拶があり、続いて2024年度から2026年度までの第8期中期計画についての紹介が行われました。

その後の記念日登録証授与式では、一般社団法人日本記念日協会の加瀬清志代表理事(写真・左)から食品容器環境美化協会の田中美代子会長(写真・右)に「アダプト・プログラム記念日」の登録証が渡されると、会場の環境関係、飲料関係などのメディアの方々が盛んにカメラのシャッターを切ります。

式典の最後に田中会長は「日本のペットボトルや飲料缶の回収率、リサイクル率は諸外国に比べてかなり高いのですが、さらに環境美化を進めるためにも小学校・中学校に環境美化教育の支援を行うなどの多彩な活動をこれからも続けていきたいと思います」と語り、加瀬代表理事は「『アダプト・プログラム』はまだあまり馴染みのない言葉かもしれませんが、記念日登録をきっかけに、日本記念日協会にも登録されている環境美化運動で有名な『530(ゴミゼロ)の日』のように全国に広がっていくことを期待しています」と挨拶し、授与式は閉式となりました。