2024年8月9日
株式会社人生のミカタの森次美尊氏が制定した「一緒に話そう!お金の日」(8月7日)の記念日登録証授与式が、東京・国分寺のリオンホールで行われました。

大阪府和泉市に本社を置き、全国各地でフィナンシャルプランニング業務などを手がける株式会社人生のミカタの代表取締役の森次美尊(もりつぐよしたか)氏が制定した「一緒に話そう!お金の日」。その記念日登録証の授与式が東京・国分寺のリオンホールで行われました。

授与式は「もりつぐ先生のお金と投資の勉強会in東京 国分寺~夏休みだよ!親子でお金の自由研究~」のイベント内で行われ、参加された多くの親御さんと子どもたちが見守る中、はじめに日本記念日協会の加瀬清志代表理事が日本記念日協会について、日本で唯一の記念日認定機関として、記念日は日付のある文化であるとの思いから「記念日事典」の出版やホームページでの普及活動など記念日に関するさまざまな業務を行っていることを説明しました。

そして、7月3日に20年ぶりに発行された新紙幣の肖像画に描かれた三人にははいずれも日本記念日協会認定の記念日の由来にその名前が登場することを話すと会場から「へぇ~」と驚きの声が上がります。

新一万円札の渋沢栄一氏は日本管理会計学会が制定した「管理会計の日」に。渋沢氏の経営思想を代表する著書『論語と算盤』の初版版の発行日(1916年9月13日)の9月13日が記念日になっています。

新五千円札の津田梅子氏は一般社団法人海外留学協議会が制定した「留学の日」に。それは津田氏が日本初の女性国費留学生の一人として6歳でアメリカに出発した日(1871年11月12日・旧暦)から11月12日が由来だからです。

新千円札の北里柴三郎氏は北里大学北里研究所病院が制定した「予防医学デー」に。伝染病の予防に大きな貢献を果たした北里博士が北里研究所を設立した日(1914年11月5日)から11月5日です。

新紙幣が発行された年に「一緒に話そう!お金の日」が誕生したことに何か不思議な縁を感じます。

続いて加瀬代表理事(写真・左)が記念日登録証を読み上げ森次代表取締役(写真・右)に授与するとイベントに参加の方々から大きな拍手と歓声が。さらに携帯カメラのシャッターが盛んに切られました。

最後に森次代表取締役が「この記念日を作りたいと思ったのは大切な人と明るく前向きなお金の話をするきっかけにしてもらいたい、一人ひとりが自分と大切な人との人生を考える日にして、当たり前にお金の会話ができる文化を根付かせたいと思ったからです。いつの日かこの日を祝日にと想い描いています」と語ると再び大きな拍手が沸き起こりました。

お金の話というとどこかネガティブなイメージで語られることが多いと思うのですが、もりつぐ先生の「夢を実現するためにもお金のことをポジティブに語り合おう」という熱い想いに会場の人たちが引き込まれていく楽しい授与式でした。