2024年9月13日
一般社団法人抗菌製品技術協議会(SIAA)が制定した「SIAA抗菌の日」の記念日登録証授与式が、東京・新宿のイベントホールのベルサール新宿グランドで行われました。

 

適正で安心できる抗菌加工製品の普及を目的に、抗菌剤・抗菌加工製品メーカーや試験機関で構成された一般社団法人抗菌製品技術協議会(SIAA)による「SIAA会員が一堂に集う場」と名付けられた大会が東京・新宿のベルサール新宿グランドで開かれ、その第二部で「SIAA抗菌の日」の記念日登録証授与式が行われました。

はじめにSIAAの庄田正博会長が「『SIAA抗菌の日』をきっかけに、安全な抗菌加工製品のシンボルの「SIAAマーク」のさらなる普及を目指していきます」と挨拶。

続いて日本記念日協会の加瀬清志代表理事が記念日協会を日本唯一の記念日認定機関であること、日本記念日協会がテーマに掲げる記念日の3つの意義(日付のある文化・毎年やって来るビジネスチャンス・歴史を記憶する最高の装置)を紹介し、最後に「SIAA抗菌の日」の日付の由来について説明をしました。とくにこの日、9月9日は奇数が重なる縁起の良い「陽の日」。その中でいちばん大きい「九」が重なる日ということで、古くから「重陽の節句」として知られてきた日です。

そんな縁起の良い日に抗菌効果があるとされるのは生菌数が99%以上減少した場合であることから、99%を表す9月9日を記念日の日付にした社会の衛生を守る「SIAA抗菌の日」が加わるというのも意義深いものです。

そして、加瀬代表理事(写真・壇上の左)から庄田会長(写真・壇上の右)に「記念日登録証」が授与されると、会場を埋めた大勢の方から拍手が起き、メディア関係の方々がカメラのシャッターを切ります。その後は「SIAA抗菌マーク」の認知度や表示の効果などのアンケート結果の発表や、事例の紹介、消費者団体の方々からの「SIAA抗菌マーク」への期待などの挨拶があり、閉会となりました。

抗菌加工製品の品質や安全性のルールの整備、適合製品における安心のシンボル「SIAAマーク」の表示を認めるなどの活動を行っている会員数1000社以上のSIAAの存在はひとつの社会的なインフラであり、その活動を広めるきっかけとなる「SIAA抗菌の日」はその中の大きなマーケティングアイテムになりうると確信した加瀬代表理事でした。