2024年10月16日
「LDLコレステロールの日」(10月11日)の記念日登録証授与式が、東京駅近くの東京駅カンファレンスセンターで行われました。

一般社団法人日本動脈硬化学会と一般社団法人日本循環器協会が共同で制定した「LDLコレステロールの日」(10月11日)。その記念日登録証授与式が、東京駅近くの東京駅カンファレンスセンターで行われました。

「LDLコレステロール」とは俗に悪玉コレステロールと言われており、血液中で増えすぎると血管の壁に蓄積し、動脈硬化を引き起こす原因になります。さらに動脈硬化が進行すると、心筋梗塞や脳梗塞などのリスクが高まるので適切にコントロールすることがとても大切で、記念日を制定してこのことをより多くの人に知ってもらい、「LDLコレステロール」言葉に関心を持ってと記念日が制定されました。

授与式でははじめに日本循環器協会の小室一成代表理事から「LDLコレステロール」についての解説と開幕のご挨拶があり、続いて日本動脈硬化学会の島野仁理事長から「LDLコレステロールの日」の記念日制定の経緯の説明がありました。

そして記念日登録証授与式に移り、日本記念日協会の加瀬清志代表理事(写真・左)から小室代表理事(写真・中)と島野理事長(写真・右)に「記念日登録証」が授与されると、会場からは拍手が起きメディアの方々などの写真撮影と続きます。

さらに「LDLコレステロール心疾患」の演題で日本循環器協会の斎藤能彦副代表理事。「家族性高コレステロール血症」の演題で日本動脈硬化学会の斯波真理子副理事長。家族性高コレステロール血症の患者会代表の方の講演があり、マスメディアとの質疑応答で閉会となりました。

「LDLコレステロールの日」の日付はLDLを小文字で表記した「ldl」を数字に見立てると「l(1)d(01)l(1)」となることから1011で10月11日を記念日としたもの。なかなか凝った日付の決め方ですが、食事と運動が大切なLDLコレステロールのコントロールを促すきっかけになる日としては、食欲の秋とスポーツの秋の中にあることが意義深いなあと思う加瀬代表理事でした。