2024年11月8日
「遺伝性乳がん卵巣がん(HBOC)を考える日」(11月8日)の記念日登録証授与式が、東京・赤坂で行われました。
「遺伝性乳がん卵巣がん(HBOC)を考える日」(11月8日)の記念日登録証授与式が、東京・赤坂で行われました。登録証授与式は「遺伝性乳がん卵巣がん(HBOC)を考える日」制定記念イベントの冒頭で行われ、まず記念日登録申請をされたミリアド・ジェネティクス合同会社の倉岡俊介代表社員が「HBOCの社会的認知の向上と啓発のために記念日を制定しました」と挨拶。
続いて日本記念日協会の加瀬清志代表理事(写真・左)が日本記念日協会は日本で唯一の記念日認定機関であること、今回の記念日は「社会に役立つ、個人に役立つ、そして未来に役立つ記念日」であり、多くの人に知ってもらう意義の大きな記念日だと考えていますと語りました。そして記念日登録証を加瀬代表理事が読み上げたのちに倉岡代表社員に授与されると、会場は写真撮影モードに。
それからミリアド・ジェネティクス合同会社の黒中陽介マーケティング部長から、先ごろ実施した「遺伝性乳がん卵巣がん(HBOC)実態調査」の調査報告(詳しくは同社の情報サイト「正しく知りたい!遺伝性乳がん卵巣がん」で知ることができます)がありました。
その後は「遺伝性乳がん卵巣がん(HBOC)を考えるトークセッション」として、昭和大学臨床ゲノム研究所の中村清吾所長、がん研有明病院臨床遺伝医療部の植木有紗部長、HBOC当事者会の特定非営利活動法人クラヴィスアルクスの太宰牧子理事長の三人が登壇。HBOCの課題として認知や理解が低いこと、保険適用について、遺伝カウンセリングの大切さ、遺伝子検査など、さまざまなテーマでの話しが進められました。
「遺伝性乳がん卵巣がん(HBOC)を考える日」をきっかけに、HBOCに多くの人が関心を持ち、遺伝子検査を受けることで早期発見につながればと思う加瀬代表理事なのでした。