2024年11月28日
井村屋グループ株式会社がこの1年間に制定した「えいようかんの日」など6件の記念日登録証の授与式が、三重県津市の同社の本社で行われました。
井村屋グループ株式会社がこの1年間に制定した「えいようかんの日」など6件の記念日登録証の授与式が、三重県津市の同社の本社で行われました。今回、授与されたのは2023年12月25日に認定登録された「えいようかんの日」(3月1日・6月1日・9月1日・12月1日)、「井村屋カステラの日」(11月1日)、「井村屋ゆであずきの日」(10月1日)、「氷みつの日」(6月1日)。2024年1月25日に認定登録された「わらびもちの日」(4月26日)。2024年2月16日に認定登録された「ぜんざい・おしるこの日」(2月8日)の6件の記念日登録証です。
授与式では初めに同社の中島伸子代表取締役会長(写真・右)が「2007年に毎月1日を『あずきの日』に、7月1日を『井村屋あずきバーの日』に認定いただいて以来、さまざまな形で記念日を活用させていただいております。とくに「井村屋あずきバーの日」は記念日協会の加瀬清志代表理事(写真・左)より「あずきの日が毎月1日なので夏を感じさせる7月1日を井村屋あずきバーの日にされてはどうでしょうかとご提案をいただき制定いたしましたところ、毎年多くの人に愛される記念日に成長いたしました。今回の授与式を機に、それぞれの記念日のヒストリーを広めて、和菓子の美味しさ、健康性を伝え、商品開発、生産技術を磨いていきたいと思います。」とご挨拶。
続いて司会の方からの日本記念日協会の紹介があり、日本記念日協会の加瀬代表理事は「1年間に6件もの記念日を登録された企業は初めてですし、その記念日の登録証の授与式を同時にされるというのも初めてのことです。それだけ記念日の価値、魅力をご理解いただいていると感じています。それぞれの記念日の由来などはとても楽しく考えられていますので、ぜひ記念日協会のホームページで『井村屋』と検索してご覧ください」と話しました。
そして記念日登録証の授与式に移り、加瀬代表理事から同社の浅田剛夫取締役会議長(写真・中央)に「えいようかんの日」から1枚づつ6件すべての記念日登録証を読み上げての授与が行われました。複数の人への表彰式などでは2人目からは「以下同文」となることも多いかと思いますが、記念日は1件1件がオリジナルなものなので、それぞれ全文を読み上げます。
授与式のあとは浅田取締役会議長から「人には必ず誕生日があります。商品にも誕生日があり、その誕生までには開発の努力と生産の苦労があってはじめて生まれます。今回の商品はそこにないと生きていけないというものではありませんが、そこにあったら喜びがある、楽しさがある、嬉しさがあるものを記念日に選定いただきました。これからがスタートで、多くの方に知っていただき、ご愛顧いただけるようにしたいと強く感じています」とのご挨拶がありました。
その後は取材に集まられたテレビ局、全国紙、地域紙、菓子業界紙などのメディアの方々との質疑応答が行われ、最後のフォトセッションでは中島氏、浅田氏と加瀬の三人がそれぞれが2種類ずつの商品を持ち、6件の記念日登録証の前でカメラに納まります。6枚もの記念日登録証の額が並ぶのを目の当たりして、同社の記念日愛を実感した加瀬代表理事なのでした。