2024年12月3日
一般財団法人日本GAP協会が制定した「GAPとSDGs農業の日」(11月14日)の記念日登録証授与式が東京・江東区の有明セントラルタワーホールで行われました。

一般財団法人日本GAP協会が制定した「GAPとSDGs農業の日」(11月14日)。その記念日登録証授与式が東京・江東区の有明セントラルタワーホールで開催された「GAP Japan 2024」のオープニングで行われました。

GAP(ギャップ)とは農畜産物を生産する工程で生産者が守るべき管理基準とその取り組みのことで、SDGs(持続可能な開発目標)に多くの面で貢献していることから「GAPは農業のSDGs」とも言われています。このGAPの重要性と価値を多くの人に知ってもらい、持続可能な農業の推進に役立てることを目的として、「GAPとSDGs農業の日」は制定されました。
日付は、日本発のGAP認証制度を運営するNPO法人日本GAP協会の設立日(2006年11月14日)から11月14日です。

授与式では、はじめに日本記念日協会の田宮智康事務局長から記念日制定の目的と日付の由来の説明があり、「記念日は毎年やってきます。ぜひみなさんでイベントやキャンペーンをするなど毎年盛り上げて、この記念日を農業の未来を明るくお祝いするような素敵な日にしていただきたいと思います。」と挨拶。

田宮事務局長(写真・左)から一般財団法人日本GAP協会の木内博一理事長(写真・右)に記念日登録証が授与されると、会場を埋めた大勢の方から拍手が起き、メディア関係の方々は一斉にシャッターを切ります。

そして木内博一理事長は「GAPは持続可能な農業を実現するための大変重要な枠組みで、SDGsの達成に向けた具体的な行動にも繋がるものです。この記念日が、より多くの方々にGAPの意義を理解をしていただくきっかけとなり、ともに持続可能な未来を築いていく第一歩になることを願っております。」と語られました。

その後は、「GAP標準化への胎動」をテーマに生産者、指導者、流通関係者、行政や国際団体から様々な取り組みついての紹介などがあり、大盛況のうちに閉会。

日本の農業の未来をよりよいものしていきたいという熱気に満ちあふれたシンポジウムでした。
消費者もJGAPロゴマークのついた野菜や果物を購入することで、SDGs達成に貢献できるといわれています。ぜひ一度、近くのスーパーなどで探してみてはいかがでしょうか。