2025年1月26日
2025年1月現在、日本記念日協会の認定した記念日が1年でいちばん多い日。それは8月8日です。そし二番目に多い日は10月10日。三番目は11月11日です。

 

日本記念日協会が認定登録している記念日は1年間で約2900件を数えます。毎日、それぞれの記念日だけでなく、さまざまな記念日に関する質問や問い合わせが届きますが、その中でいちばん多い質問が「一年の中でいちばん記念日が多い日は何月何日ですか?」というもの。
朝礼の話題にしたいという中学校の先生。テレビのクイズ番組の問題を作成している放送作家からは「その日がいちばん多い理由をクイズの問題にしたいので」。中小企業の経営者は「記念日を登録したいが多い日は避けた方がいいと思うので教えてほしい」。マーケティング企業の部長からは「いちばん多い日がわかればその日の記念の商品を集めた『記念日フェア』を企画したい」などなど。

正解は「8月8日」で72件。二番目に多いのは「10月10日」の69件で、三番目に多いのが「11月11日」の66件です。この3つの日付が「記念日の多い日ベストスリー」で、毎年デッドヒートを繰り広げています。昨年の今頃も「8月8日」が70件でいちばん多い日で、同数2位の「10月10日」「11月11日」との差は7件ありましたが、今年はその差が3件になっています。

ではなぜ8月8日が1年でいちばん認定記念日が多い日なのか。登録申請してきた方々によると「8と8はゾロ目なので覚えやすい」「数字の8は形が丸くて親しみやすい」「8は末広がりの数なので縁起が良い」「8を横にすると無限大の記号(∞)になるので可能性を感じる」「8は『は』『ぱ』『パ』『ハチ』『パチ』などと読む語呂合わせしやすい」など、さまざまな理由からです。

ちなみに四番目に多い日は10月1日の49件で、五番目に多い日は8月10日の48件となっています。