2025年8月1日
1年でいちばん認定記念日の多い日は8月8日です。2位は10月10日。3位は11月11日です。その共通点は?

2025年8月1日現在で、日本記念日協会認定の記念日が1年でいちばん多い日は8月8日です。その件数は74件にもなります。2位は10月10日の69件、3位は11月11日の68件です。
1位から3位まではすべて月と日が同じ数字のゾロ目の日になっています。なぜゾロ目の日が記念日の日付に多く選ばれるのかというと、わかりやすく、覚えやすく、数字の読み解き方にバリエーションがあって語呂合わせがしやすく、さらには数字の形が制定する記念日の特徴を表しやすいなど、いくつもの理由が考えられます。ちなみに4位は8月10日の48件で、5位は10月1日の46件です。何か共通点のようなものに気がつきませんか。上位の5位までの日付の数字は1と8と0の組み合わせだけです。それだけこの3つの数字は記念日の日付との相性が良いということなんですね。
その中でも8月8日を記念日にする由来で多いのは、数字の8を横にすると無限のマーク「∞」(インフィニティー)となり、循環や永遠の広がりを表していることを理由としているケースです。「夢ケーキの日」「ベーグルの日」「挑人の日」「MOTHERチャレンジの日」「トイドローンを楽しむ日」「デジタルノマドの日」など、∞マークには可能性に通じるものがあるからとのこと。
また、数字の8は「はち」「ハチ」「ぱち」「パチ」「は」「ハ」「ぱ」「パ」「はっ」「ハッ」「や」「ヤ」「やっ」「ヤッ」「やつ」「ヤツ」「エイト」「ハー」など呼び方、読み方がいくつもあるので語呂合わせがしやすいことも大きな理由のひとつ。「ハチエモンの日」、「パチパチパニックの日」、「ありあけハーバーの日」、「ぱちんこの日」など何件もあります。
さらに数字の8は「スタンプラリーの日」のようにクルクルと巡るものの記念日に最適ですし、数字の8の中には〇の形が一年でいちばん多い4個もあるので、これからも「観覧車」とか「風車」とか「洗濯機」とか「時計」とか回るものや丸いものの記念日の日付になるかもしれません。(写真は左回りに「夏トマト」「ふくしまの桃」「パチパチパニック」「歯ブラシ」「がま口」。下敷きになっているのは「プチプチ」で、とれも8月8日に記念日が認定登録されています)

















