2015年7月25日
戦後の70年の日々が全て掲載されている日本記念日協会が制作した「戦前・戦中・戦後/100年カレンダー」が注目されています。

DSCN0655

今年は戦後70年の節目の年であり、憲法違反の声が高い安全保障関連法案の自民、公明両党の強行採決など、70年間続いてきた平和を脅かす動きが見られることもあって、日本記念日協会が制作した「戦前・戦中・戦後/100年カレンダー」に対する問い合わせが急増しています。

1921年(大正10年)から2020年までの100年間のカレンダーを縦108センチ、横78センチの大きな紙1枚に収めた「戦前・戦中・戦後/100年カレンダー」(1段ごとに左から右に向けて10年分。それが10段あり100年分)をあらためて見てみると、1941年(昭和16年)12月8日から1945年(昭和20年)8月15日まで3年9カ月もの長い間戦争をしてきた愚かさと、その後の70年もの間、戦争をしないできたことの素晴らしさを思うことができます。

残り少なくなってしまった「戦前・戦中・戦後/100年カレンダー」ですが、この戦争に近づくことになる法案に賛成する想像力が不足している人たちにはぜひ平和の年月の重みを感じてもらい、法案反対の人にも何らかの形で活用していただければと思っています。(写真は「戦前・戦中・戦後/100年カレンダー」。戦争中の月日を薄く黒く塗ってみました)