2022年6月25日
「世界一周の日」(6月21日)の記念日登録発表会が「世界一周の日」の日付の由来となった千葉県我孫子市の市立杉村楚人冠記念館で行われました。

千葉県佐倉市の世界冒険社代表の砂川博昭氏(写真・右)が2021年12月に登録した「世界一周の日」。その初めての記念日を迎えた2022年6月21日に記念日の日付の由来となった千葉県我孫子市の市立杉村楚人冠記念館で記念日登録発表会が行われました。

砂川氏は2015年、62歳のときにひとりで世界一周の旅に出発し、一時帰国を挟みながら28ヶ国を巡り219日間で世界一周を達成した経験の持ち主で、その旅の途中で世界中の人にお世話になったことから恩返しの意味を込め、一人でも多くの人が世界一周の旅に出るきっかけになってほしいと記念日を制定しました。

日付は日本初の世界一周ツアーといわれる朝日新聞社が主催した世界一周会による世界一周旅行の一行が帰国した1908年6月21日で、このツアーを発案し企画し引率し、紙面に旅行記を執筆したのが、当時、朝日新聞の記者であった杉村楚人冠(すぎむら・そじんかん)氏です。後年、我孫子に移り住み、さまざまな活動をした彼の旧宅が記念館になっていて、世界一周ツアーに関する資料も数多くあることから、杉村楚人冠氏に敬意を払い我孫子市役所さんのご協力でこの記念館で発表会をさせていただくことになりました。

発表会では報道陣の方々を前に日本記念日協会の加瀬代表理事(写真・左)が「記念日登録証」をお披露目し、砂川氏から記念日登録への思いと、自身が世界一周を達成したときのエピソードなどのスピーチ。そして、砂川氏と加瀬代表による「世界一周の日」の日付の由来となった杉村楚人冠氏の「日本初の世界一周ツアー」などについて語り合いました。
今後、砂川氏は東京・渋谷のヒカリエ8階の「渋谷〇〇書店」に世界冒険図書館を開設したり、「世界一周賞」の創設、世界一周体験記の出版など、世界一周にまつわるさまざまな活動を行うとのことです。詳しくは https://sekaiboukensya.com/ にアクセスしてください。