2026年10月14日
全国農業協同組合連合会岐阜県本部(JA全農岐阜)が制定した「富有柿の日」(11月28日)の記念日登録証授与式が、岐阜県本巣市の加藤柿園で行われました。

全国農業協同組合連合会岐阜県本部(JA全農岐阜)が制定した「富有柿の日」(11月28日)。その記念日登録証授与式が、岐阜県本巣市の加藤柿園で行われました。

富有柿は、岐阜県瑞穂市で発祥し、全国に広まった甘柿の代表的な品種で、大粒で甘みが強く、家庭用や贈答用としても人気があります。秋の味覚として親しまれている富有柿の魅力を広く発信するとともに、産地の振興や地域の活性化につなげることを目的として、「富有柿の日」は制定されました。日付は、富有柿の出荷が11月下旬にピークを迎えることと、「いい(11)ふゆ(28)」を「いい富有(ふゆう)」にかけた語呂合わせから、11月28日です。

授与式では、はじめにJA全農岐阜の西村寿文県本部長が挨拶。「年中食べられる果物が多い中、柿ほど秋を感じさせる食べ物はないと思っています。その秋の季節に『富有柿の日』を制定し、みなさんに富有柿のおいしさや魅力を知っていただくことは非常に大事なことです。」と記念日制定への想いを語りました。また、柿の消費者の平均年齢が年々上がっていることに触れ、若い世代にも富有柿の魅力を伝え、消費の拡大につなげていきたいと話しました。

続いて、生産者を代表して、岐阜県園芸特産振興会果樹部会かき専門部会の加藤一美会長が挨拶。「日本一の柿である富有柿が記念日として制定されたことは、誠に喜ばしいことです。産地の生産者にとっても大きな励みになります。」と喜びを語り、これからも富有柿を愛してほしいと呼びかけました。

その後、JA全農岐阜園芸販売課の野原浩平調査役から、記念日制定の趣旨や青果物について説明がありました。

そして、日本記念日協会の田宮智康事務局長が登壇し、「JA全農岐阜様は、生産者のみなさまや関係者の方々と一体となり、特産品である『富有柿』の普及に取り組まれ、百年を超える伝統のブランドを守り続けてこられました。そのご功績が高く評価され、今回の記念日の認定に至りました。ぜひ、この記念日をご活用いただき、これからも富有柿の魅力を広く発信していただければと思います。」と挨拶。

田宮事務局長(写真・右)から西村県本部長(写真・中央)へ記念日登録証が手渡されると、柿園に集まったメディア関係者が一斉にカメラのシャッターを切りました。その後、加藤会長(写真・左)を交え、色づき始めた富有柿の木々を背に記念撮影。最後にメディア関係者との質疑応答が行われ、授与式は終了しました。

授与式の後には、富有柿の旬にはまだ少し早いことから、旬を迎えた岐阜県産の早秋柿と、希少品種のベビーパーシモンの試食会が行われました。参加者はそれぞれの品種の特徴や味わいの違いを語り合いながら、秋の味覚を楽しんでいました。

柿は、豊かな甘みや食感に加え、ビタミンCやβ-カロテン、カリウム、食物繊維などを豊富に含み、美容と健康によい果物といわれています。「富有柿の日」をきっかけに、旬を迎えた富有柿のおいしさや魅力を味わってみてはいかがでしょうか。